僕は、健康診断で「糖尿病予備軍」と医師から言われました。
具体的には、
- 空腹時血糖値116(正常は110)
- ヘモグロビンA1c 5.8(正常値5.5以下)
でした。
これはまずいと考え、糖尿病の本を読み、勉強しました。
すると、血糖値は糖質を食べると上がることが分かりました。
だから僕は、糖質を控える糖質制限を始めました。
しかし、低糖質のものを食べれば、本当に血糖値が上がっていないのか不安でした。
そこで、血糖値を測れる測定器を買おうと考えたのです。
購入したのは
フリースタイルリブレ
沢山の測定器の中から、フリースタイルリブレを買った理由、使ってみた感想を書いていきます。
フリースタイルリブレを選んだ理由
血糖値自己測定器について調べたところ、ほとんどが、指先に針を刺し出てきた血を吸い取り測定するタイプでした。
僕は、毎回針を刺すなんて痛そうだと思い、ちょっと抵抗がありました。
そんな時見つけたのが、フリースタイルリブレです。
フリースタイルリブレは、1度、腕にセンサーを装着してしまえば、リーダー(読み取り機)をかざすだけで血糖値が測れます。
さらに、24時間血糖値を測定し続けてくれるところも非常に良いと感じました。
だから、僕はフリースタイルリブレを購入することにしました。
フリースタイルリブレをネットで購入
フリースタイルリブレはネットで購入できます。
僕はアマゾンでリブレのリーダー(読取り機)とセンサーを購入しました。
値段はそれぞれ7500円位、合計15,000円位でした。
ちなみにリーダーは、1度購入すれば繰り返し使えます。
センサーは、2週間で交換しなければなりません。
届いたフリースタイルリブレがこちら。
下の画像がセンサーです。
リーダー(読み取り機)の箱を開けるとこんな感じです。
リーダーは、充電式で、アンドロイのスマホの充電器が使えます。
フリースタイルリブレのセンサー装着
次に、説明書を読みながらセンサーをつける準備をしました。
センサーの箱の中に入ってるのはこれだけ。
説明書を読みながら、センサーを取り付ける準備をします。
下の画像は、センサーのキャップ等を取った状態です。
そして、この2つを印のところで、組み合わせます。
これでセンサーの準備が完了です。
見るからに、針が痛そうです。
結構長いし…。
ちょっと心配になってきました。
これを左腕の力こぶの裏側につけます。
これを押し込めば、センサーの装着完了です。
が、あんな針を見せられたら、なかなか勇気が出ません。
しばらく固まってから、決心してエィ!!
すると、「パチン」と音がしてセンサーが装着されました。
ゆっくり手を離してみると、うまく装着できたみたいです。
針があって痛そうでしたが、全く痛くありませんでした。
フリースタイルリブレの使い方
フリースタイルリブレの使い方はすごく簡単で、センサーにリーダーをかざすだけです。
リーダーをセンサーにかざすと、ピロリンと音がしてすぐに血糖値が表示されます。
こんな感じです。
はじめのうちは、センサーが腕に付いていることが気になりましたが、次第に気にならなくなりました。
センサーは、防水性でお風呂も普通に入れます。
フリースタイルリブレのメリット
フリースタイルリブレのメリットを紹介します。
ポイント
- いつでもどこでも一瞬で血糖値が測れる
- 24時間血糖値をモニタリングしてくれる
- より食事に気をつけるようになる
- 食べられないストレスを軽減してくれる
いつでもどこでも血糖値が一瞬で測れる
フリースタイルリブレは、リーダーをセンサーにかざすだけで、血糖値が測定できます。
だから、場所を選びません。
これは大きなメリットです。
糖尿病では、食事1時間や2時間の血糖値が重要になってきます。
昼食後、仕事中の午後1時や2時に、デスクでパソコンを打つ手を止め、血糖値を測定することもできます。
また、車を運転していても、信号待ちの間に血糖値を測ることもできます。
指先に針を刺して血を出し、血糖値を測るタイプの測定器では、こうはいきません。
24時間血糖値をモニタリングしてくれる
フリースタイルリブレは24時間、血糖値をモニタリングしてくれます。
つまり、睡眠中の血糖値も測れるんです。
こんな感じです。
因みに、この日は、寝る直前に夕食を食べたんです。
すると、やはり、午前4時位まで血糖値が高かったんです。
僕は、これをみて、「やっぱり寝る直前にご飯を食べるのはよくない」と改めて思いました。
こうやって目でみて分かると、次からは気をつけようと意思が強くなるんです。
このように24時間測定してくれるメリットは大きいです。
より食事に気をつけるようになる
これは、フリースタイルリブレ以外の測定器にも当てはまりますが、血糖値の上昇が大きかった食べ物は、食べなくてなります。
僕は、うどん屋さんの「かけうどん」を食べた時に、血糖値が大きく上がりました。
目で見た血糖値の上昇の数値はインパクト大です。
「今後うどんは食べるのをやめよう」と強く心に刻まれます。
このように、どんな食品を避けるべきかを実体験を通して知ることができるのは大きな意味があります。
食べられないストレスを軽減してくれる
糖尿病予備軍と医師から言われた僕は、血糖値の上昇を極度に恐れ、デザートはもちろん、オヤツやガムも食べるのをやめました。
でも、これ、すごくストレスがかかるんです。
フリースタイルリブレを使って、ガムを食べた後の血糖値を測定した結果、ほとんど上がらないことが分かりました。
また、ミックスナッツを食べても、ほとんど血糖値が上がらないことも分かり、ガムやミックスナッツは食べるようになりました。
このように、血糖値の上がり具合を知れば、あまり上がらないものは、あまり気にせず、食べることができます。
フリースタイルリブレのデメリット
フリースタイルリブレのデメリットは、
ポイント
- 実際の血糖値と誤差が出ることがある
- 費用が高い
です。
誤差が出ることがある
一般に血糖値とは、血液中を流れるブドウ糖の糖濃度のことを意味します。
フリースタイルリブレは、血液中の糖濃度ではなく「間質液中の糖濃度」を測定しているんです。
間質液とは、細胞と細胞の間にある液体のことです。
ブドウ糖は、血管を通って体内に運ばれ、体の末端で、毛細血管から間質液、間質液から個々の細胞へと運ばれ、利用されます。
フリースタイルリブレは、この間質液のブドウ糖濃度を測定しているので、血液中のブドウ糖濃度と誤差が生じることがあります。
費用が高い
フリースタイルリブレのセンサーは2週間で使い切りです。
2週間経ったら、新しいものに交換しなければなりません。
センサーは、1個、7500円位します。
つまり、1ヶ月 1万5000円位
ちょっと、高いですよね。
僕は、2週間使ったら、次の装着まで間を開けています。
2週間使っただけで、色々なことがわかりますからね。
フリースタイルリブレを使ってみた感想
フリースタイルリブレを使ってみて良かったこと、それは実際の血糖値がすぐに分かること。
そして、何を食べたらどれくらい上がるのかが分かることです。
実際に、血糖値が上がるところを見るとインパクトがあるので、そのものを食べるブレーキが強くかかるようになります。
「この位食べても大丈夫だろう」の繰り返しが、病状の悪化を招いてしまいます。
自分の血糖値を知るために、使ってみて下さい。
このリブレは、シリコンケース付きで、とてもお得です。
スマホと一緒で、誤って落としてしまうことがあるので、ケースは必須です。
こちらはセンサーです。