子供が毎日同じ服しか着たがらない。
子供ってこだわりが強い時ありますよね?
うちの娘は5歳の時、同じズボンしか履かない時がありました。
我が家の場合は、気がすむまで履かせました。
もくじ
子供が同じ服しか着ないことの問題点
子供が同じ服しか着ない問題点は、
- その服しか持っていないと思われる
- 可愛い、かっこいい服が他にもあるから着てもらいたい
そんなところでしょうか?
でも、この問題、よくよく考えると、親の問題なんです。
親が他人の目を気にした問題点です。
つまり、子供にとっては問題ではないんです。
子供が毎日同じ服を着るメリット
子供が毎日同じ服を着ると次のようなメリットがあります。
朝の支度が早く終わる
子供の朝の支度ってすごく時間がかかりますよね。
ご飯をたべて、着替えをして、幼稚園の持ち物を用意して・・・
やることが盛りだくさんです。
特に着替えは時間がかかります。
なぜなら、服が気に食わないと着替えないからです。
一度、着替えたくないとなってしまうと、何をしても、どんなことを言っても着替えてくれません(涙)
だから、着替えをスムーズに終わらせるのは、朝の準備の必須事項です。
その点、毎日同じ服を着ていれば、着替えに時間がかかりません。
これは大きなメリットです。
子供の感性を育める
アップルの創業者、「スティーブ・ジョブズ」は、黒のタートルネック、ジーンズ、足元はスニーカーというスタイルを貫いていました。
毎日、同じコーディネートをしていたんです。
なぜか?
それは、
決断の回数を減らすため
です。
「人間の脳は、決断すると疲れる」という事が分かっています。
今日何を着ようかな?
なんて小さな決断でも脳が疲れるんです。
むしろ、小さな決断の連続で、脳が疲弊しています。
脳が小さな決断の連続で疲弊してしまうと、大きな決断をする時にミスをする可能性が高くなってしまう。
だから、ジョブズは、毎日同じ服を着ていたんです。
子供がジョブズのように考えて、毎日同じ服を着たいと言っているとは思いません。
ですが、子供は直感的に
シンプルな法則に基づいて行動している
のではないでしょうか。
つまり、「無理のない自然体で行動している」ということです。
しかし、大きくなるにつれ、「大人の常識」に染められて行き、シンプルな行動ができなくなる。
そして、心や体に無理がかかり、うまくいかなくなるのではないでしょうか。
一方、大人でもジョブズのようにシンプルな法則に基づいて行動できる人もいる。
そんな人が成功してますね。
毎日同じ服を着ている子供は、ジョブズと同じ行動をしています。
しかも、意識的にではなく自然体でです。
この服が好き。
だから毎日着る。
子供には、こんな感性を持ったまま大人になって欲しいですね。
子育てには正解がないです。
同じ服を毎日着たいなら、毎日着させてあげればいいです。
我が家は、毎日着させた結果、3ヶ月位で、色々な服を着るようになりましたよ。