ちきりんの「自分の時間を取り戻そう」を読みました。
結論から言うと
「メチャクチャいい本」
でした。
やらなくちゃいけないことがたくさんあって、全然時間が足りない。
会社員の場合、
会議して、企画書書いて、営業して、電話対応して、領収書整理して、電話対応して…、気がついたら終電の時間。
パパ・ママの場合、
お弁当作って、おっぱいあげて、幼稚園に送り出して、掃除して、食器洗って、離乳食あげて、洗濯して、おっぱいあげて、お迎えに行って、ご飯作って…、気がついたら夜。
よくありますよね(汗)
この本から学んだ解決策は、
- 定時に帰る。
- 掃除、食器洗いしない。
です。
意味わからないですよね(笑)
秘密は、
生産性の向上
です。
もくじ
忙しい人の特徴
忙しい人の特徴は、「生産性が低い」です。
その原因は、
- 時間はたくさんある(睡眠時間を削って、無理をすれば)
- 全て自分でやらなければダメ
と考えていることです。
この思考から抜け出せない限り、一生、忙しいままです。
出世しようが、給料が上がろうが変わりません。
では、どうすればいいか?
それは生産性をあげることです。
「今より少ない時間で、今まで以上の成果を出す」ことを考えるんです。
生産性を上げる考え方
そんなこと言ったって具体的にどうすればいいの?って思いますよね。
その答えは、あなたが考えなくてはダメです。
職種や状況が一人一人違うからです。
ですが、生産性を上げるために、必要なことがあります。
それは、「無理やり労働時間を減らすこと」
です。
なぜなら、「時間がある」と思うと、人は生産性を高めることにエネルギーを使わないからです。
ですが、上司から「定時で帰らなければ、給料を減らす」と言われたらどうでしょうか?
何が何でも定時で仕事を終わらせる努力をします。
例えば、
- エクセルの補正を手で直していたけど、うまく関数が使えないか。
- 会って打ち合わせする必要があるか。電話ではダメか。
- 打ち合わせに資料を作るの必要はあるのか。口頭説明ではダメか。
みたいなことを考え始めるんです。
これが大切なんです。
そして、この考えを始めるきっかけが、
時間内にどうにかして終わらせなければいけない
と追い込まれることなんです。
忙しいからと言って、「働く時間を増やす」ことは、何の解決にもなりません。
全部やる必要はない
生産性を高めるためには、「全てをやる必要はない」ということも理解しないとダメです。
家事も育児も全部自分でやらないと。
この考えが強いと、「理想のママ」と「完璧にこなせていない現在の自分」とのギャプに失望し、自身をなくしてしまいます。
母親の精神状態が悪くなると、子供への悪影響が出始めます。
これこそ本末転倒です。
じゃあ、どうするか?
- ルンバを買って掃除をしない
- 食洗機を買って食器を洗わない
- 食材・食事配達サービスを利用し、食事を作る時間を最小化する。
- お手伝いさんを頼んで、任せられるものはやってもらう
こうすることで、子育てママ・パパの労力を軽減することができます。
そうすると、作り出した時間で、子供と思いっきりスキンシップを取ることができます。
たしかに、お金はかかります。
ですが、ママが病気になって子供の成長に悪影響が出る可能性を考えれば、投資と位置づけることができます。
自分の時間を取り戻そう読んでの感想
僕には「家族と一緒に幸せな生活をしたい」という願いがあります。
このために、一生懸命仕事をして、お金を稼いでくると考えていました。
ですが、
- 仕事が忙しくて深夜に帰宅したら子供は寝ている
- 疲れているせいで土日の子供とのお出かけが思いっきり楽しめない
となっていることに疑問を感じていました。
この本は、「自分の手に入れたいもの」は何かを明確にして、その願望を実現するために生産性を上げることの大切さを僕に教えてくれました。
とてもいい本でした。