西野亮廣さんの「新世界」を読みました。
衝撃でした。
僕の常識が覆されました。
お金を稼ぐ前に信用を稼げ!!
意味不明ですよね。
僕もこの本を読む前に言われたら、はぁ??って感じでした。
「新世界」を読めば、この言葉の意味が理解できるようになります。
そして、その意味を理解できれば、必ず人生の選択肢が広がります。
未来を生き抜くヒントが欲しい人、新世界を読んで下さい!
もくじ
自分の1日を50円で売るホームレス小谷
ホームレス小谷は、自分の一日を50円で売って、買ってくれた人の依頼事項を仕事としてやる芸人です。
「草むしり」してとか、「一緒に鬼ごっこして」とか。
こんな依頼に全力で答えます。
僕の常識では「完全に頭がおかしい」です。
ですが、この小谷さん、そんな生活で知り合った女性と結婚することに。
でも、結婚資金がない。
そこで、クラウドファンディングを立ち上げ、資金を募ったところ、集まった額、150万。
このお金で結婚式をあげました。
今まで50円で小谷さんの1日を買った、たくさんの人たちが、小谷さんのためならと思い、支援してくれたんです。
ホームレス小谷から学んだこと
自分の生活を50円で売るってのは、いわゆる「エサ」なんだなと。
確かに、月に20人のお客さんが50円で小谷さんの一日を買ったとすると、
50✖️20=1000円
月収1000円。
生活するのは無理です。
ですが、小谷さんは、50円をエサにたくさんの人と出会うことができた。
そして、その人たちが「自分のファン」になってくれた。
ファンがいれば、資金を募ることができる、オススメの商品を買ってもらうこともできる、つまり自分の「信用(影響力)」を高めることができます。
一日という時間を投資して、信用を手に入れた。
小谷さんは、だれも思いつかない方法で自分をブランディングした天才です。
信用(影響力)がつけば人生の自由度が上がる
CMを見ても買いたいと思わなかっお菓子があります。
ですが、自分が好きなアイドルが「このお菓子、ちょーおいしい(o^^o)」とツイッターでつぶやいているのを発見。
すると、気がついた時にはコンビニで、そのお菓子を買ってませんか?
これが、まさに影響力の結果です。
すると、その人が勧める商品は売れるので、企業がスポンサーになってくれるんです。
スマホが発売されていなかった10年前では、テレビに出られない素人が影響力を発揮するのは難しかったかもしれません。
が、今はSNSの時代。
SNSを使って個人がどんどん世界に向けて情報発信できるんです。
つまり、10年前と現在とでは、常識が変わった。
この変化を認識し、対応しないと、時代の波に乗り遅れます。
変化の速い時代…。
確かに不安もあります。
ですが、考え方を変えれば、こんな変化の激しい時代に生きていることは「超ラッキー」です。
だって、それだけたくさんチャンスが転がっているんですから。
10年前の常前だったら、一度、社会人になってしまったら、敷かれたレールから外れることは難しかったかもしれません。
でも、今は違います。
自分が好きなこと、自分が楽しいことだけをやって生きていけるかもしれないです。
組織に縛られず、自分のやりたいこと・好きなことだけをして、家族と幸せに過ごせたら、これ以上望むものはないです。
影響力を高める方法
嘘をつくことで露出を続けると、人気度(信用度)は確実に落ちる
これは、「新世界」の一文です。
お菓子のCMタレントが、お菓子を美味しそうに食べるのは当たり前です。
まずくても、美味しそうに食べる。
それは、スポンサーから求められることだし、そうしないとCMに起用してもらえないからです。
ある高校生は、こんなCMタレントのことを全く信用せず、youtubeで、お菓子の味をレビューする「素人」の感想を信じます。
なぜなら、そのユーチューバーは、美味しそうなものは美味しそうな表情で、マズそうなものはマズそうな表情で食べるから、信用できるんです。
つまり、いくら認知度があっても、その人がに嘘を付いていると分かると、その人の信用度は低下してしまうということです。
嘘をついてると信用(影響力)が落ちる
これは、僕も日々の生活で実感してます。
僕は、5歳の娘に対して、
「ご飯を食べる時はテレビを消す」
「扉は足で締めない、手で締める」
と、注意しています。
でも、娘は知ってるんです。
パパが、仕事から帰ってきてご飯を食べてる時、テレビが付いていることを。
パパが扉はを足で締めていることを。
そして、娘は僕に、
「パパだってテレビ見ながらごはん食べてたでしょ。パパは自分に甘い」
と言ってきます(汗)
子供って思った以上に親のことよく見てますよね。
自分ができていないことを口先だけで、子どもに注意する。
これは、全く相手の心に響きません。
影響力ゼロです。
自分の行動から見直そう
これは、子供に対してだけでなく、部下や同僚に対しても同じだと思います。
「元気な声で挨拶しろ」って言ってる人に限って、自分より立場が下の人に対しては、絶対に自分から挨拶しない人っていますよね。
そんな人から、「きちんと挨拶しろ」って言われたらどうですか?
全く響かないですよね。
じゃあ、どうすればいいか?
それは、自分に嘘をつかないことです。
子供に注意する前に、自分がご飯を食べている時にテレビを消すこと。
例え、子供が寝ていてもです。
また、「元気に挨拶をしろ」と注意しているなら、自分から誰に対しても大きな声で挨拶することです。
つまり、日頃から、嘘を付かず、胸を張って生きる!
これは、当たり前のことですが、無意識に出来てないことも多いです。
意識して、胸を張って行動する。
そうすれば、信用(影響力)も増します。
「新世界」を読んで学んだこと
ポイント
- 信用(影響力)は換金できる。
- 信用(影響力)を増すためには嘘をつかない
新世界は僕の常識をブチ壊してくれました。
そして、これから生きて行くために本当に大切なことを僕に教えてくれました。
嘘をつかず正直に生きる
子供の頃から何度も言われた言葉ですが、この意味をきちんと理解して、生きていきたいです。